
レモン汁はお料理にも飲み物にも大活躍してくれるなくてはならないアイテムです。
レモンがないと成り立たないってものもたくさんありますよね。
レモンサワーに、ネギ塩レモン…使い方はいろいろありますが…。
ただ、意外と早く賞味期限がきてしまうので、毎回といってもいいほど使いきれずに捨ててしまっています。
せっかく買ったものをただ捨ててしまうのは心が痛みますよね。
レモン汁の賞味期限が切れてしまってもお掃除からニオイ取り、さらにはサビ取りまで幅広く活躍してくれますよ!
賞味期限切れのレモン汁を使って気になるニオイもすっきり爽やかに、水回りピカピカに、サビもスッキリさせましょう♪
レモン汁は賞味期限が切れても掃除に使える!
レモン汁は賞味期限が切れてもさまざまな掃除に活用できます。
活用する場所としては、レンジやシンク、キッチン回りなどが挙げられます。
賞味期限が切れたレモン汁の使い方を詳しく説明するので、見ていきましょう。
①レンジの掃除・ニオイ活用方法
- 1水200CCにレモン汁を小さじ1混ぜる
- 23~5分ぐらい加熱
- 3レンジのドアを開けずにそのまま10分ほど放置
- 4固く絞ったふきんなどでレモン汁を少量をつけて拭く
料理には使えなくなった賞味期限切れのレモン汁は、ニオイや汚れが付きやすい電子レンジの掃除に役立ちます。
賞味期限切れのレモン汁は、電子レンジのニオイや汚れを落としてくれます。
レモン汁に含まれるクエン酸には消臭や殺菌する効果があり、電子レンジ内の不快なニオイやベトつきを取り除いてくれるのです。
例えば、魚を温めた後に電子レンジを開けると残る生臭さも、レモン汁でスッキリします。
レモン水を温めることで成分が電子レンジ内に広がり、蒸気で汚れも柔らくなります。
口に入れるものを扱う場所だからこそ、身体にやさしい物を使って掃除できるのは嬉しいものですね!
いつものお掃除ルーティーンに時々レモン汁を取り入れるだけで、清潔なキッチンを保てます♪
②シンクの汚れ活用方法
- 1シンク全体を水できれいに流す
- 2レモン汁をシンク全体に直接塗る
キッチンペーパーに含ませてから貼るとより汚れがとれやすい
- 3ラップでさらに覆って10分ほど放置
- 4スポンジなどでこすって水でしっかりと流す
- 5乾いた布で拭いて仕上げ
放っておくと、気づかないうちにシンクはどんどん曇っていきます。
シンクが曇っていると、気持ちまで曇っていくような気がします。
レモン汁を使えば、気になるシンクの水垢や石けんカスを落とせますよ。
キッチンペーパーにレモン汁を含ませて貼ると、汚れに密着するので落ちやすくおすすめです。
またレモン汁の酸性の成分が長くシンクの表面に残ると、ステンレスでもくすみやサビの原因になるので拭き上げることが大切です。
また、シンク用の洗剤を使わないので、手荒れしにくいのは嬉しいポイントです。
レモンのさわやかな香りに包まれながら、シンクをピカピカに仕上げましょう!
③キッチン周りのサビ取り活用方法
- 1サビ部分に少量の塩をふりかける
- 2塩の上からレモン汁をしっかりとかける
※泡が出てきます
- 3そのまま10~30分ぐらい放置
※金属が傷むので放置しすぎ注意
- 4布やスポンジ、歯ブラシなどで優しくこする
- 5水でしっかりと流して、すぐに拭き上げて乾燥させる
サビは気になりますが、取り方がわからず放置している方もいるでしょう。
私は自宅のピーラー、フォークの持ち手にあるサビを見て見ぬふりをしていました。
しかし、レモン汁と塩があればサビ取りが簡単にできます。
酸性のレモン汁は金属のサビを溶かしてくれます。
放置しすぎると金属の部分まで溶かしてしまうので、サビが取れたらレモン汁をしっかり水で流してください。
レモン汁を使ったサビ取りは軽い自転車のサビやドライバーなどの工具にもおすすめです♪
サビ取りはあかなりハードルが高い作業だと思っていましたが、レモン汁を使えば買い替えなくて済むかもしれませんね。
どうしてレモン汁は賞味期限が切れても使えるの?

レモン汁の賞味期限が切れても掃除に使える理由は、レモン汁に含まれるクエン酸の性質にあります。
酸性のクエン酸には、アルカリ性の汚れを中和して汚れを落とす力があります。
水あか、石けんカス、尿石などがアルカリ性の汚れです。
まさにキッチン、手洗い場、お風呂、トイレにクエン酸は最高の相性といえます。
さらに、アルカリ性のニオイもクエン酸で中和できます。
魚の生臭さ、トイレのアンモニア臭、下水のニオイ生ごみの腐ったニオイもアルカリ性なので、酸性であるレモン汁がしっかり消臭してくれます。
また、サビの正体である「酸化鉄」にもクエン酸は反応します。
クエン酸が酸化鉄と化学反応をおこしてサビをはがしやすくしてくれる仕組みです。
汚れやニオイ、サビを取るクエン酸はとても安定した酸で、熱や酸素によって壊されにくい特徴があります。
そのため、レモン汁の賞味期限が切れても、クエン酸が大きく減ることはありません。
少しなめてすっぱいと感じるのは、クエン酸が残っている証拠です。
レモン汁の賞味期限が切れてもキッチン、手洗い場、お風呂、トイレに使えるのは、熱や酸素に強いクエン酸が減らないからです。
アルカリ性の汚れやニオイは捨てられるはずだった酸性のレモン汁が大活躍してくれますよ♪
賞味期限切れのレモン汁、掃除にも使えないことがある?

- シンク周りに大理石や天然石がある場所
- 鉄や銅が使われている包丁など
- ワックス加工されている木材のカウンターやフローリング
エコで便利なレモン汁ですが、使わないほうが良い場所や物もあります。
大理石や天然石、金属、ワックス加工された木材には、レモン汁の使用を避けましょう。
まずはシンク周りに大理石や天然石がある場合です。
石に含まれているカルシウムとレモン汁が反応してしまい、シミや傷がついてしまうことがあります。
また、鉄や銅が使われている包丁などは、レモン汁の酸と金属が反応してサビとなる原因になるかもしれません。
さらに、ワックス加工されている木材のカウンターやフローリングは、レモン汁の酸の力で木材が変色してしまったり、ワックスが溶けてしまったりします。
そもそもカビが生えてしまっているレモン汁は、カビをばらまいてしまうので掃除には使わないようにご注意ください。
レモン汁と相性が悪い素材があるので、レモン汁を掃除に使う際はよく確認してから行うことがポイントです。
レモン汁をお掃除で使うときの注意点!

賞味期限切れのレモン汁でお掃除する際に注意点を知っておくと安心です。
洗剤のボトルでよく見る「混ぜるな危険!」はレモン汁でも注意が必要です!
酸素系の漂白剤とは絶対に混ざらないように使用しましょう。
レモンに含まれているクエン酸が、酸素系の漂白剤と反応して有毒ガスが発生してしまいます。
有毒ガスを吸うと命に関わるほど危険なので、くれぐれも取扱いには気を付けてください。
レモン汁を使った掃除方法を実践する場合には、他の洗剤と混ざるようなことがなければ、比較的安全にエコ掃除ができますよ♪
レモン汁の賞味期限切れの使い道のまとめ

- レモン汁はレンジ掃除・シンク周り・サビ取りにおすすめ
- レモンに含まれるクエン酸は、水あか汚れ、魚の生臭いニオイなど、アルカリ性を中和してくれる働きがある
- 天然石・金属・ワックス加工されているものには使用しないほうが良い
- 掃除に使う場合には他の洗剤と混ざらないようにする
以上の内容で賞味期限切れのレモン汁についてお伝えしました。
処分してしまうだけのレモン汁でいろんな活用ができるなんて、お財布にも優しく試してみる価値はありそうですね♪
賞味期限が切れていても、掃除に使えば無駄なくレモン汁を使いきれます!
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