お米の高騰で、あなたの家計は苦しくありませんか?
私はスーパーで5kg5,000円のお米にどうしても手が伸びず、辺りをウロウロしながら悩み続けたことがあります。
結局、泣く泣く2kg2,000円のお米を買って帰りました。
『昔は5kg2,000円で買えたのに…』とがっくりしたのを覚えています。
こんなにお米が高いと、『パックご飯の方が安上がりかも?』と考える方も多いのではないでしょうか。
実は、一食当たりで見ると、炊いたお米はパックご飯の約半額で済むのです!
この記事では、光熱費まで含めて「パックご飯」と「炊いたお米」どちらが安いかを徹底比較します。
さらに、手軽さ・保存性・安全性までわかりやすく解説します。
読み終わる頃には、「節約しながらおいしいご飯を食べる方法」が分かりますよ。
パックご飯と炊いたお米はどっちが安い?コスパの差は圧倒的!

| パックご飯の価格 | お米の価格 | |
| 食品の価格(1食あたりご飯180g) | 約150円 | 約70円 |
| 電気代 | 約1円 | 約2円 |
| 電気代を含めた価格 | 約150円 | 約72円 |
| 1ヶ月の価格(3食×30日) | 約13,500円 | 約6,498円 |
炊いたご飯の計算内訳
【お米代】お米5㎏4,500円と仮定
炊飯後180gのご飯に必要な精米は約78g。(水分増加率2.3倍で計算)。
(4,500円÷5,000g)×78g≒約70.2円
【電気代】1合(炊きあがり約330g)で約2.5円と考え、180gあたりで計算する。
2.5円×(180÷330)≒1.36(約1.4円)
【合計】70.2円+1.4円=71.6円
ここでは、節約志向の皆さんが気になるのは、見えにくい電気代や水道代を含めたトータルコストではないでしょうか。
『洗米や炊飯の手間もあるし、光熱費まで考えたら、本当にお米を炊くほうが安いの?』
そんな疑問を持つ方に向けて、具体的な数字で両者の「コスパの差」を見ていきましょう。
炊飯(お米を買って炊く)コストはなんとパックご飯の約半額以下です。
たとえば、表の通り一般的なお米を使って180gのご飯を炊いた場合、1食あたりのコストは約72円です。
一方、同じ量のパックご飯は電子レンジの電気代を加えても約150円が相場です。
この差は大きく、毎日3食食べる場合、1ヶ月で最大7,002円の差が生まれます。
お米のほうがコストを抑えられますが、特売日やまとめ買いを利用すると価格差がさらに広がります。
一方で、パックご飯もAmazon定期お得便などを利用すれば、1パック当たりのコストを抑えられます。
お米の価格が高い今もパックご飯より、お米を買って炊く方が圧倒的に安いのです。
パックご飯と炊いたお米のメリット・デメリットを比較!

最適な選択はコストだけでは決まりません。
価格以外にも重要な要素があり、総合的に比較することが不可欠です。
炊飯の手間や、パックご飯の長期保存性など、両者のメリット・デメリットを表で対比してみます。
あなたにとってどちらがベストか、一緒にチェックしていきましょう!
それぞれのメリット・デメリットを紹介
| パックご飯 | お米 | |
| メリット | ・レンジで2分、洗い物なしという手軽さ。 ・長期保存が可能。 ・玄米、もち麦など健康志向の品種が手軽に食べられる。 | ・プラスチックゴミが少なく環境負荷が低い。 ・炊きたてのおいしさ。 ・銘柄や水加減を自由に選べる。 |
| デメリット | ・プラスチックゴミ(容器)が都度発生する。 ・味の面で劣ることがある。 | ・炊く手間や時間がかかる ・保存面できる期間が短く、冷蔵や冷凍が必要 |
価格差は明確ですが、賢い選択には手間、時間、環境への配慮といった、価格以外の要素にも考慮が必要です。
パックご飯は手軽さと保存の面、お米は味と環境への面で優れています。
一方で、パックご飯はプラスチックごみが増える、お米は手間や時間がかかるデメリットがあります。
パックご飯の手軽さは魅力的ですが、家計を見直したいなら「炊いて食べる」のが圧倒的にお得です。
とはいえ、『仕事から帰って夕飯まで時間がない!』『体がつらくてご飯の用意がおっくう…』という日もあります。
仕事や育児で忙しい方や高齢で調理が大変な方にとっては、パックご飯は手軽です。
そんな『どうしよう』という日の安心材料として、家に常備しておく際にも長期保存できる点は素晴らしいメリットですよね。
その他にも両者にはさまざまなメリット・デメリットがあります。
表を参考に、あなたのライフスタイルに合った選択は何か、考えてみましょう。
健康面でのデメリットは?気になる添加物について
パックご飯とお米のメリットといえば、「長期保存ができる」という点です。
しかし、私は長期保存できることに少し不自然で怖いなと感じていました。
実際、ほとんどのパックご飯には保存料などの添加物は使われていません。
長期保存できるのは、厚生労働省の基準に基づいた製造過程で「高温加圧殺菌(レトルト殺菌)」されているからです。
殺菌工程で微生物を除去し、密閉することで保存性を高めています.
添加物を使っていないとわかれば、普段の食事に取り入れやすいですね。
しかし、中には保存性を高めるためにph調整剤や酸味料、トレハロースなどを使っているパックご飯もあります。
使用されている保存料は国で使用が認められた添加物ですが、気になる方は原材料がお米のみの商品を選ぶのがおすすめです。
子どもに食べさせてもよいのか心配されている方も、体への影響が極めて低いとわかれば普段の食事に取り入れやすいでしょう。
パックご飯とお米のいいとこ取り!値段と手軽さの両立を!

- お米の究極の節約術は「まとめ炊き+即冷凍」
保温はNG:炊飯後に電源を切り、すぐに冷凍する。
熱いうちに小分け:炊きたてを1食分ずつラップで包み、アルミトレーなどで急冷すると風味が保たれる。 - パックご飯は補助的に使う!
「手軽な保険・緊急食」と位置づける:冷凍ストック切れ、体調不良、キャンプ時、防災の備蓄として使う。
お米が安いことはわかりましたが、安さで選ぶと手間が増えてめんどうに思う日もあるかもしれません。
値段を抑えつつお米を炊く生活を続けるには、まとめ炊きと冷凍、パックご飯を備えておくのがおすすめです。
日々のコストを抑えつつ、ストレスや急な出費を避けられますよ。
お米はまとめ炊き、冷凍しておけば、毎回の炊飯の手間が省けてコストも抑えらえます。
そして、パックご飯は、冷凍したご飯が切れたり、防災の備えとして用意しておくと安心です。
炊飯のコストの安さとパックご飯の手軽さのどちらも諦める必要はありません。
それぞれのメリットを活かした「ハイブリッド戦略」が最もよい答えです。
両者の良いとこ取りをして、「節約」も「手軽さ」も手に入れましょう。
パックご飯と炊いたお米はどっちが安いのかのまとめ

- 電気代を含めても「炊飯」した方がパックご飯より圧倒的に安い
- 賢い購入術は、パックご飯はAmazon定期便、お米は特売日やまとめ買いを狙う。
- パックご飯は添加物や保存料に配慮されたものが多く、普段の食事にも適している。
- パックご飯のメリットは手軽さと長期保存可能な点
- 炊いたお米は炊きたてのおいしさが抜群!
- パックご飯は非常時や緊急時のみの「保険」として割り切って利用する。
この知識と具体的な行動指針を得たあなたは、もう迷うことはありません。
今日からできる小さな工夫が、1ヶ月後には大きな節約につながります。
あなたのキッチンから、賢く豊かなごはん生活を始めましょう!
